釣った魚に餌はやらない。
彼はおそらくそういうタイプなのだろうと、
一年半も経った今は、彼のことをそう思っている。

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昨夜から気持ちが沈んでしまった。
聞きたいことを口から出れない自分に腹が立つ。
でも、いったん口にしてしまったら、うまく伝えない。
絶対また「わがままし始めた」と思われてしまったんだろう。

最近この頃、「これから」のことを考えないようにしている。
毎日は楽しんでいればそれで十分ではないかと自分に言い聞かせてきた。
彼はちっとも変わっていないと信じようとしていた。
それでも、確かに、彼のことを信じていると思う。
何も言わない彼のことを。

彼がそばから離れている間に
まるで人間蒸発みたいで、何も残さずに消えてしまったような感じがする。
最低限のメールもなくなっていて、何も連絡は入ってこない。
最初はこれでも恋人同士なのかと疑ったけれど、
今は彼はそういう人だって慣れてきれ、何も用事じゃなければ連絡なんていらんっていうこと。


だけと、私は、やはりそういうのをうまく受け取ることができないでいる。
信じてるとしても…


この間、ある本を見つけて、「メール待ち女」みたいな題名だった。
少し見てみたら、最初の心理テストをやって、私は「小悪魔」という結果になっている。
意味は私は悪戯が好きで、その原因は私は彼にかまってほしいからだった。
まあ、確かにそうだったと思う。
彼が私のことをかまわないような様子でいたら私は不安で不安でいられない。
その本ももちろん、解決のアドバイスを書いてあって、
読んでみても私は同感だと思ったんだけど、
やはり実行するには難しいと感じている。
「もっと彼のことを信じていこう」っていうやつがを。

釣った魚に餌はやらない。
もし私もそういうことができたらと思うし、
もし私がそういうことをされてもかまわずでいることができるといいな…


はぁ~
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